都々逸・一題 市丸ギン×松本乱菊
ギンは自分が乱菊より長生きするとは爪の先ほども思っちゃいないでしょうから、この場合、この句は乱菊の述懐ということになりますな。そう考えると、かなり凄艶です。そしてきっと、乱菊はウワバミだ。ギンと二人で呑んだら、先につぶれるのはギンのほうに違いない(^_^;)
「都々逸・一題」とはしておりますが、特にどこかからお題を拝借してきているわけではありません。私があっちゃこっちゃふらついて集めてきた古い都々逸にちなんで、ちょいと連作してみているだけです。だって、なんかみょーに似合うんですもん、死神連中に。
とりわけこの二人には、似合います。
「岡惚れしたのは私が先よ、手出ししたのは主が先」