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 長い廊下は薄暗く、空気がひんやりとして少しよどんでいた。酒と化粧、そして男と女のにおいが濃く残っている。
 明かり採りの小窓からは、初冬の日差しが弱々しく射し込んでいる。けれど廊下にも、その両脇に並ぶ部屋からも、人の声はほとんど聞こえなかった。
 無理もない。よその街なら一日の活動がとっくに始まっている時刻だが、廓ではまだ宵のうち。朝一〇時に昨夜の泊まり客を送り出し、午後二時に昼見世
(ひるみせ)が開くまでの短い間だけが、娼妓や他の従業員たちにとって、気兼ねなく身体を休めることができる時間なのだ。
 銀次も、二階の端に与えられた狭い四畳半で煎餅布団にくるまり、ぐっすり眠り込んでいた。
 この部屋はもともと布団部屋として使われていた。窓もなく、襖
(ふすま)をぴったり閉ざせば、どこからも光は入らない。昼間でも熟睡することができる。
 が、
「銀ちゃん、起きてよ。銀ちゃん、ねェ銀ちゃんてばっ!」
 可愛い声で名前を呼ばれ、同時にがたがたと乱暴に襖を揺すられて、銀次はのっそりと枕から頭をあげた。
「え……。あー――」
 いつもの癖で、枕元に置いてあるはずの眼鏡を手探りでさがす。けれど、まぶたが開かない。頭の中もまだ眠ったままだ。
 その間にも、銀次を呼ぶ声はどんどん甲高くなってきた。
「ちょっと、いつまで寝てんのよぅ。銀ちゃん、銀ちゃんってば! やいこら銀次
(ぎんじ)、起きろ!」
 襖を揺するのも焦れったいのか、声の主は襖をがんがん拳で叩き始めた。酔っ払いが便所と間違えて入って来ないようにとかっておいたつっかい棒が、今にも外れそうだ。そのうち襖がぶち破られてしまうかもしれない。
「ち、ちっと待ってくれよ。今行く。今、起きましたから!」
 銀次は慌てて布団から這い出した。
 昨夜脱ぎ散らかしたままだった木綿の着物をフランネルのシャツの上に着込み、よれよれの袴を着ける。
 眼鏡を見つけ、くしゃくしゃの前髪を両手で掻き上げると、ようやく視界がはっきりしてきた。
 くきくきと首の関節を鳴らしながら、銀次は襖を開けた。
「もう、遅いよ銀ちゃん。この寝ぼすけ!」
「なんでぇ、小ひなちゃんか」
 廊下に立っていたのは、この妓楼
(ぎろう)『大喜楼』(だいきろう)の娼妓だった。長い髪を三つ編みにして胸元に垂らし、紅い花柄の襦袢(じゅばん)を引きずっている。
 吉原は江戸時代初期から続く公娼街である。時の権力から売春と人身売買を認められ、多い時には七千人を超える女たちが、二万坪ほどの敷地内に集められ、身をひさいでいた。
 時は明治、大正と移り変わったが、この街の様相はなにも変わらない。
 明治以降、色里の娼婦はすべて自由契約制となった。移動、廃業の自由が明文化され、旧幕時代のように店に隷属することはなくなったのだ。
 女郎屋は貸座敷業者と名を改めた。店主はあくまで女郎に部屋を貸しているだけ、そこで身をひさぐのは女郎の自由意思、というわけだ。
 無論、そんなものは建て前にすぎない。彼女たちの多くは前借金という形で莫大な借金に縛られ、大門の内から逃げ出すことはできないのだ。
「ねえ銀ちゃん。お願い、またお客さんに手紙書いてよぅ」
 小ひなは半分泣きべそをかきながら、銀次を見上げた。
 鴨居
(かもい)に頭をぶつけるほど背の高い銀次と比べると、小柄な小ひなは彼の胸ほどまでしかない。丸っこい顔立ちもまだあどけなく、子供っぽさが残る。扇情的な襦袢がまるで似合っていない。
 小ひなが大喜楼へ売られてきたのは、十五になったばかりの頃だという。明治になって娼妓の年令は十八才以上と定められ、営業には警察が発行する鑑札
(かんさつ)が必要になった。小ひなは十八になるまで下働きの女中としてこき使われ、この春からは娼妓として客を取らされているのだ。
 生まれは東北の寒村だと聞いたことがある。度重なる凶作で生活に困り、家族を助けるために身を売ったのだという。
 二〇世紀初頭、明治からの文明開化で、東京は新しい時代と繁栄を謳歌していた。
 明治政府による拙速とも言えるほど急激な欧風化政策は、元号が大正と変わっても受け継がれ、東京の風景はわずか五〇年ほどで大きく様変わりした。
 街には自動車の数が増え、電線がはりめぐらされた。街を行く男性の五割が洋装し――反面、女性の洋装はまだ一割にも満たなかったが――、活動写真が最新流行の娯楽として社会を席巻する。アール・ヌーヴォー、アール・デコの装飾も美しい煉瓦街を、路面電車が走っていく。ミルクホールやカフェーでは蓮っ葉で魅力的な女給が男性客を出迎え、銀座を闊歩する断髪のモダンガァルは《イット》があるともてはやされた。
 その陰で、日清、日露の戦争は日本経済に大打撃を与え、国民の生活にも深刻な影響を及ぼした。そこへ天候不順による大凶作が重なって、農村では若い娘の身売りがあいついだ。重税を払うために売れるものは、もはや人身しかなかったのである。
 街並みは急速に欧風化していったが、この国の本質、貧しさは、旧幕時代からなにひとつ変わってはいなかった。
「今度のお酉
(とり)さん、紋日(もんび)でしょ。また予約のお客さんがつかなかったら、あたし、今度こそ遣り手のおばさんに折檻されちまう。ね、銀ちゃん。なんかうまいこと手紙書いて、お客さん呼んでよぅ」
 紋日とは、盆や節句、祝祭日、あるいは吉原全体や妓楼独自の記念日など特別な日のことだ。こういった日には妓楼でも特別な趣向を凝らして客を呼び、娼妓もふだんとは違う装いをする。いってみれば現代の風俗店が催すイベントデイのようなものだ。
 娼妓の花代は三割から四割増しになり、こんな日に客がつかない娼妓は、見世側から厳しく責められる。それは時として凄惨な暴力や仕置きに及ぶこともあった。
「なんだ、小ひなちゃん。まだ予約ついてないのかい」
「二人、来てくれるって言ってるけど、どっちもちょんの間。泊まり客の予約がないの」
 小ひなは幼い子供のようにぐすぐすと鼻をすすりあげた。
「どうしよう、銀ちゃん。やだよぅ、あたし、撲たれたくないぃ……」
「うるさいよッ! 眠れないじゃないか!!」
 いきなり二つ離れた襖が開き、甲高い怒声が飛んできた。
「なんだよ、朝っぱらからぎゃあぎゃあわめきやがって! そんなに騒ぎたきゃ、おもてに出なよ!」
 ヒステリックに叫んでいるのは、これもまた娼妓の一人だった。
「ち、千登勢
(ちとせ)姐さん……」
 千登勢と呼ばれた娼妓は、寝乱れた髪を掻き上げもせず、海藻みたいに垂れ下がる前髪の奥から、赤く充血した眼で小ひなを睨みすえた。
「小ひな、またあんたなの!? なに考えてんだよ、でかい声で騒ぎやがって! こちとら昨夜も泊まり客抱えて、ろくすっぽ寝てないんだよ!」
「ご、ごめんなさい。ごめんなさい、姐
(ねえ)さん」
 千登勢は大喜楼の中でもっとも稼ぎのある娼妓、いわゆるお職女郎だ。娼妓としてはなやかに着飾り、化粧をすれば、銀幕のスタア女優にもひけをとらない美女だが、寝起きの姿にはさすがに荒淫の陰が濃い。顔は浮腫
(むく)んで肌の色も青黒く見える。
 千登勢の声に、他の娼妓たちも次々に部屋の襖を開け、廊下の様子をのぞき見し始める。
「ほ、ほら、千登勢さん。ほかの妓たちが見てるよ」
 銀次はあわてて場を取り繕おうとした。
 その言葉に、千登勢も周囲を見回す。腰に手をあて、居丈高
(いたけだか)に朋輩(ほうばい)たちを怒鳴りつけた。
「あんたら、なに見てんだよッ! 文句があるならはっきり言いな!」
 お職女郎であり、勝ち気な性格の千登勢にあえて逆らう者は、大喜楼の娼妓の中にはいない。襖の陰から首だけ出していた女たちは次々に室内へ引っ込み、戸を閉ざした。
「小ひなちゃん、手紙だろ。うん、わかった。すぐ書くよ。細かいことは小ひなちゃんの部屋で話そうか」
 小ひなもべそをかきながらうなずく。
 千登勢はまだなにか言いたそうだったが、銀次をうさんくさそうにじろりと見据えると、ふん、と鼻を鳴らし、自分の部屋へ引っ込んだ。襖がぴしゃッと大きな音をたてて閉じられる。
「銀ちゃん、ごめん」
「いいって。小ひなちゃんだけが悪いわけじゃないだろ。さて、手紙だけど、誰に書きゃあいいのかな?」
 二人は足音を忍ばせるようにして、小ひなの部屋へ向かって歩き出した。
 大喜楼は吉原の中でもかなり大きな店構えを誇る。建物は先年建て直したばかりの豪奢な擬洋風
(ぎようふう:洋館建築の趣を取り入れた和風建築)だ。二階建てで、一階は帳場と、宴会などを行う大広間に張り店、お内証と呼ばれる経営者一家の生活の場、娼妓以外の住み込み従業員の部屋などがある。
 このうち大広間は、宴会が終われば襖を閉めて間仕切りし、回し部屋になる。娼妓の部屋に泊まらず、ちょんの間で遊ぶ客を通す部屋だ。
 張り店は、娼妓が並んで座り客を待つ場で、娼妓を陳列するショーケースのようなものだ。が、大正五年に娼婦の人権をあまりにも無視しているという理由で廃止が命じられ、大喜楼では表通りに面していた格子戸を障子で塞ぎ、客を通す待合室のように使っている。
 張り店の横の大階段を昇ると長い廊下があり、その両脇に娼妓の部屋が合計八部屋並んでいる。それぞれに源氏名を持つ娼妓が住み、その部屋で客をとる。その他に、右側のまん中と左側の奥に回し部屋がある。二階の回し部屋に通されるのは、短い時間でも高い金を払ってくれる比較的裕福な客。廊下のどん詰まり、回し部屋の隣は、予備の布団や什器をしまっておく布団部屋。布団部屋まで数えると、廊下をはさんで左右六部屋ずつが整然と並ぶ構造になっている。
 廊下には、天井から小さなランプが三つほどぶら下げられている。照明はこれだけだ。
 東京の電化は一般住宅にもかなり普及していたが、大喜楼では、娼妓たちの部屋には昔ながらのランプや行灯しか置かれていなかった。電球が高価ということもあるし、ゆらめく炎の灯りのほうが、荒
(すさ)んだ生活で衰えた娼妓の容貌をごまかしてくれるという面もある。
 このランプの灯油や行灯に入れる蝋燭を補充するのは下働きの女中の仕事だが、彼女らが忙しくて手が回らない時は、銀次が替わってやることも多い。特に天井から吊されたランプには、女たちでは手が届かないのだ。
 銀次の部屋は右側、布団部屋の真向かいだった。
 小ひなの部屋は左側の手前、階段の一番そばである。
 長い廊下を、二人は足音を忍ばせて歩いていった。
「それで、誰と誰に恋文を書くんだい?」
 小ひなの部屋に入ると、銀次はすぐに隅に置かれた小さな文机に向かった。
 入り口の襖は開けたままにしておく。こうしておけば、寒いが、店の者などによけいな疑いを持たれずにすむ。
「欧米じゃあ、未婚の男女が二人きりで話をする時にゃ、必ずこうするのが決まり事なんだそうだよ。えちけぇとってヤツさ」
 そう言って銀次は笑った。
 小ひなの居住空間であり、客をもてなす商売の場でもあるこの部屋は、小さな箪笥や鏡台、枕屏風の他に、今までに小ひなが客からもらった人形や絵はがきなど、細々したものがちまちまと飾られている。壁には、少女雑誌から切り取ったらしい高畠華肖
(たかはたかしょう)の美少女画が画鋲で留められていた。
「えっとねェ、泊まり客にしたいのは、銀座の下駄屋のご隠居かな。歳がトシだから、あっちの方はあんまり元気ないけど、その分早く寝てくれるし、楽なんだもん。あとは……大工の源さんかなあ。ちょんの間で来てくんないかな」
「下駄屋のご隠居と大工の兄ィ
(あにぃ)ね。ほいほい」
 銀次はふところから愛用の万年筆を取り出した。小ひなが用意した便せんに、さらさらと文章をつづっていく。
 その文字は丸っこくて可愛らしく、少したどたどしくて、いかにも若い娘が書いたように見える。とても無精ヒゲの浮いた薄汚い書生もどきの男が書いているとは思えない。
 これが銀次の特技だった。何の手本がなくても、役人が書くような格式張った漢文風、上流婦人のなよやかな筆跡、職人の金釘流やはては外遊帰りの才子が書くような横文字混じりの文章まで、何種類もの筆跡、文体を使い分けることができる。見本があれば他人の筆跡をそっくりに真似て、文書を偽造することもできるのだ。
 大喜楼では、娼妓たちが客へ送る手紙のほとんどを、銀次が代筆していた。
 旧幕時代、吉原の妓楼には「物書き」と呼ばれる役職があった。経理、人事を取り仕切る番頭の下にあり、妓楼の運営に必要な証文、書類の作成をおこなう書記官である。
 明治以降、妓楼の運営システムは大きく代わった。娼妓が所属する置屋、置屋から娼妓を呼び寄せて遊ぶ場の揚屋などの区別はなくなり、花魁、太夫など娼妓のランク付けも廃
(すた)れてしまった。どこの妓楼でも娼妓以外の従業員の数は大幅に減っている。
 大喜楼でも番頭などは置かず、金の管理は女将がしている。住み込みの従業員は下働きの女中や下男がほんの数人だ。
 だが銀次は、昔ながらの「物書き」という待遇で、この店に住み込んでいる。
 その実、書類の作成など店の事務処理にはあまり関わらず、書くのはもっぱら娼妓の恋文の代筆ばかり。時には読み書きの苦手な妓の代わりに、親元への手紙を書いてやることもある。店が混んでくれば回し部屋を掃除したり仕出しの膳を運んだり、客の履き物を片づけたりと、雑用をなんでもこなす。半分、居候のようなものだ。
 名前も、銀次、としかわからない。
 親類縁者もないらしく、盆でも正月でもずっと大喜楼にいる。貧乏たらしくいつでも着たきりすずめの木綿ものなのに、なぜか舶来物の万年筆を持っていたりする。その上、妙なところで博学だ。
 年令すら、若いのか、見かけよりも年を食っているのか、はっきりとはわからない。
 女将の遠縁だとか、さる大商人の息子が勘当されて吉原に転がりこんできたのだとか、はてはやんごとないお方の落とし胤だとか、娼妓たちは折に触れてうわさしていた。だが誰も、本当のことは知らないのだ。
 そしてなにか困ったことがあると、こんなふうに銀次に泣きつく。親類のお兄ちゃんに頼み事をするみたいに。
 銀次もまた、彼女たちの頼みにいやと言ったことはなかった。
 先ほどの千登勢のように機嫌の悪い娼妓に八つ当たりされ、ののしられることがあっても、なに一つ言い返さない。ただ口元に少し困ったような笑みを浮かべ、じっと彼女たちのわがままを聞いてやっていた。
「じゃあ、こっちがご隠居への恋文。『ご隠居さんの声を聞くと、田舎のお父さんを思い出します。お祭りの日に独りぼっちはあんまり淋しいので、どうぞ逢いに来てください』――で、大工の兄ィには『大キライなお客が紋日の予約を入れちまいました。源さんに逢えたら、あたしもきっとがんばれると思います。ちょんの間でいいから、逢いに来て』と。こんなもんでどうだい?」
「わぁ、すごい!」
 小ひなは手を叩いてはしゃいだ。
「さっすが銀ちゃん! あたしじゃ、こんなうまいこと書けないよ!」
「ありがとさん。出す時、宛先を間違えんなよ」
 やがて朝の遅い妓楼にも、少しずつ活気が戻ってくる。住み込みの女中たちはとっくに起きて、洗濯や食事の支度を始めていた。
 階段の下からぼぉん、ぼぉん……と、柱時計が鈍い音で時を報せるのが聞こえると、娼妓たちもようやく起き出してくる。寝不足で腫れぼったいまぶたをこすりながら、それぞれの部屋を出て、朝食のためにぞろぞろと階段を下りていく。
「急ごう、銀ちゃん。早く台所に行かないと、おかずがなんにもなくなっちゃう」
 小ひなは襦袢の上に綿入れ半天を重ね、ぱっと廊下へ飛び出そうとした。
「あ、こと美姐さん!」
 同じく階下へ降りようとしていた娼妓と、出会い頭にぶつかりそうになる。
「あら、小ひなちゃん。また銀ちゃんに手紙の代筆頼んでたの?」
 こと美と呼ばれた娼妓は、ちらっと小ひなの部屋の中を眺めた。銀次にも、おはよう、と、小さく頭をさげてほほえみかける。
「おはよう、こと美姐さん。昨夜は泊まり客があったんじゃないのかい?」
「ねえねえ、見て、この手紙。銀ちゃんに書いてもらったの!」
「ま、可愛い字。銀ちゃん、上手ねえ。ほんとに小ひなちゃんが書いたみたい。これならきっと、ご隠居も来てくださるよ」
 小ひなが差し出した便せんを眺め、こと美は笑った。
 だがその笑顔は、どこかに淋しい陰りを感じさせる。廓勤めをしていて心底幸福そうに笑える女などいるはずもないが、こと美の笑みは特に生気に乏しく、はかなげだった。細面
(ほそおもて)で抜けるように色の白いその美貌は、少しでも目をそらすと、ふうっとどこかへ溶けて消えていきそうに思える。
 このはかなげな美しさが男の庇護欲をかきたてるらしく、こと美は千登勢に次いで人気があった。
「ね、こと美姐さんも、お客さんへの手紙書いてもらうといいよ!」
「ありがと。でも……いいの。あたし、もう、手紙を書かなきゃいけない人もいないから」
「え、そう? じゃ、もう紋日に予約入れてくれたお客がいるんだ。――あ、わかった。あの煉瓦
(れんが)工場の職工(しょっこう)さんでしょ。姐さんのいいヒト!」






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