「常光院の尼さんたちにも、城へ入っていただきましょう」
「いや、玄蕃もまさか、尼僧を手にかけるような真似は……」
 お人好しの城代に、了海は厳しい表情で首を横に振った。
 僧侶や尼僧が本当に誰にとっても神聖で侵しがたい存在なら、武器を携える荒くれ者の僧兵も、袈裟を着て春をひさぐ歩き比丘尼も、存在するはずがない。
 玄蕃はすでに、那原領の人間は皆殺しにする覚悟を決めている。先陣の大川為友が敗れたことで、その怒りに拍車がかかっていることだろう。
「わかった。すぐに尼寺へ使いを出そう」
 それに、尼さんたちを全員、城に置いて見張ることで、おしゃべりな彼女らの口から、由布姫の出生の秘密がばれるのを防ぐこともできる。
「尼さんたちはみな、料理上手、裁縫上手じゃ。きっと炊き出しを手伝ってくれるじゃろ」
「自分で食う分の米と味噌は、背負ってきてくれるとありがたいんですがね」
「おお――米と味噌で思い出した」
 城代はぽんと手を打った。
「名主百姓の代表が、おぬしに会いたいと来ておるぞ。城下の市を取り仕切る乙名
(おとな)じゃ。手土産に味噌一樽、提げてきてくれてな」
 乙名とは、地主階級で組織された農村の自治組織「惣
(そう)」の指導者だ。水の利や農地の境界などの争いごとを集落の内部で解決し、時には自分たち農民の生存権を守るため、武士たちとも対等に交渉する。それが決裂すれば土一揆の中核ともなった。支配者階級がけして無視できる存在ではなかった。
「兵糧の提供と賦役を命じてあったのです。惣での話し合いがついて、返事を持ってきたのでしょう。今、どこに?」
「広間に待たせておる」
「わかりました。今、行きます」
 了海は足早に廊下を抜けた。
 広間には、恰幅の良い男が座っていた。簡素な胴服
(どうふく)に、月代は剃っていないが、脇差しを持っている。農民とも武士ともとれる身なりだ。
「待たせたな」
「いやいや、待ってなどおりませぬ。それに、ご陣代がお忙しいのはわたしどもも承知しております」
 男は鷹揚に笑った。
 惣の指導者だけあって、その表情には余裕と、本心を読ませないしたたかさとがある。
 どっしりと構えたその容貌に、了海はどこか見覚えがあるような気がした。
「そう言ってくれるとありがたい。それでは早速、本題に入ろう」
 了海は男の目の前に腰を下ろした。
 男は両の拳を床に置き、ゆっくりと一礼した。
「那原の乙名、杉名の一郎兵衛。惣の代表として、足軽一五〇人と、彼らの兵糧三月分を供出いたしましょう。米と塩をお城に運び込むための人足、小荷駄
(こにだ)も、我らが負担いたしまする」
「出してくれるか!」
「そのかわり、こちらにも条件がございます」
 一郎兵衛は、了海の目の前に二本の指を立てて突き出した。
「まずひとつめ。六斎市(ろくさいいち・五日ごとに開催される定例市)の仕切を、我ら惣の米座(こめざ・米業者の同業者組合)にお任せいただきとうござる。市に立ち入らせる商人の選別、露店の場所の割り振りは、すべて我ら米座が行います」
「相わかった。市場銭(いちばせん・商業税)は今までとかわりなく納めるように」
「承知しております。それからふたつめ。我らがこれから開墾します新田には、向こう五年間、地租をご容赦いただきまするよう、お願いいたします」
「五年間……。いや、それは長すぎる。三年だ」
「よろしゅうございます。新田には向こう三年、課税無しということで」
「そのかわり、租税逃れの隠し田など絶対に許さぬぞ。もしも隠し田を見つけたら、所有者は即刻打ち首が、那原の掟書(領地内のみで通用する分国法)だ。肝に銘じておけ」
「心得ております」
 一郎兵衛はにやっと笑った。
「さすがですな。那原の鬼という評判は、嘘ではないらしい」
「なに?」
「大人しく協力を申し出ている者を、打ち首だなどと言って脅す。他人をまったく信じておられないのですな」
 了海は眉を寄せ、一郎兵衛をにらんだ。
「鬼に助力するのは、嫌か」
「いいえ」
 一郎兵衛はおっとりと首を振り、微笑した。
「鬼なら鬼で、よろしゅうございます」
 ゆっくりと立ち上がり、庭に面した縁側へ向かう。
 もう帰るつもりなのかと、了海もその後を追った。
「鬼に食われない一番の方法を、ご存知ですかな。ご陣代」
「え――」
「鬼の仲間になることです」
 おだやかな表情を崩しもせず、まるで気楽に天気の話でもするかのように、一郎兵衛は言った。
「鬼は、おのれの同胞
(はらから)は絶対に食らわない。鬼に食われたくなければ、同じ鬼の仲間になるのも、またひとつの方策でございますよ」
「鬼の、仲間……」
「正直なところ、昨日の戦でもしもご陣代が負ければ、我等は賦役も兵糧も供出する気はございませんでした。城もろくに守れぬ陣代に何を貸し与えたところで、富も人の命もすべてドブに捨てるようなもの。それよりは、敵に寝返ってご機嫌をとったほうが、なんぼうかマシというものです」
 今度は、了海が顔色ひとつ変えない番だった。
 一郎兵衛の判断など、とうに予想がついていた。庶民とは、そういうものだ。主従の契りも侍の名誉も、関係がない。おのれの命、家族の命を守るためなら、なんだってするものだ。それこそ裏切りでも、鬼の仲間になることでも。
 彼らの思いをわかりやすいと思うのは、了海自身もまた、同じことしか考えていないからだろうか。自分の命と――大切な人たちの命を守る。それしか、見ていないから。
 ……でも、俺にとって、家族のように大切な人とは、いったい誰だろう? 那原のすべてを、そのような大きな気持ちで大事に思っているだろうか?
 民を守りたいと思う、その気持ちに嘘はない。この美しい故郷を、侵略者どもの蹄に踏み荒らされたくはない。
 けれどその奥にもうひとつ、小さな、ほのかに熱い芯のようなものを感じる。
 そう――自分にとって故郷とは、那原とは……。
「お怒りになりませんのか」
 その声に、了海ははっとなった。
 ぼんやりした物思いから瞬時に、目の前にいる男との交渉に意識を戻す。
「別に。私は勝った。勝ち続けているうちは、そのほうらの助力も期待できる。そういうことだろう?」
 一郎兵衛は満足そうにうなずいた。
「ところで、私のせがれは元気ですかな?」
「せがれ?」
「あの莫迦者、百姓を継ぐのは嫌だ、侍になって必ず大将になってやるなどと抜かしましてな。とうとう家を飛び出していきました」
 どこかで聞いた話だ。
「そのほうの息子は――八郎太か!?」
「はい。上の息子たちはおとなしく田畑をたがやし、嫁をもらって幸せにしておりますが、どうしたものか、末の八郎太だけは親の言うことをまったく聞きませんでな。しまいにはわたしも諦めて、勝手にしろと言ってやりました」
 どうりで一郎兵衛の顔に見覚えがあると思った。八郎太の、あの愛嬌のある丸っこい顔に、どことなく似ているのだ。もちろん、親父のほうがずっと懐が深く、考えも感情もまったく読ませないが。
「八郎太は元気だ。昨日の戦でも、一番の大手柄をあげたぞ」
「そうでしたか……」
 一郎兵衛は自分自身に言い聞かせるように、何度か小さくうなずいた。その顔は、嬉しさと淋しさが入り交じっているようだった。
 これが父親の顔なのかと、了海は思った。幼い時に両親を失い、寺で育った自分には、こうした表情を見せてくれる父親はいない。
 ――少し、羨ましいかもしれん。八郎太が。
「会っていかないのか? 今は藤ヶ枝城の補修を手伝っているはずだ」
「いいえ。元気でいると聞ければ、それで充分です。顔を合わせれば、また父子げんかになるでしょう」
 修復が進む此花館の様子を見て回りながら、一郎兵衛は館をあとにした。
「藤ヶ枝城では、一の堀、二の堀を修復し、茂庭川から水を流し込めるようにしようと考えている。もともとそういう仕組みになっていたのだ。が、水を取り入れる取水口と用水路が壊れてしまっていた。昼夜を問わず修理をさせてはいるが、なにぶん人手が足りないのでな。今少し、賦役の人足を出してくれないか?」
「それは別料金でございますなあ」
 にこにこ笑いながら、一郎兵衛は言った。
「……金は、ない。後払いで、何とか――」
「そういうわけにはまいりません。何なら、質屋を紹介いたしますよ。着物や建具なら一年、武具なら二年は質物を流さずに待ってくれます」
「ほう、そんなに長く……」
「そのかわり、利息は十日で一割です」
「高価すぎる!」
 怒鳴られても、一郎兵衛はまるで馬耳東風とにこにこ笑っているばかりだった。恵比須みたいな福々しい笑顔が、反対に憎たらしくなってくる。
 ――まったく、食えない親父だ。
「そうでした。今朝方、わたしのところへ妙な男が来ましてな。こちらのお姫さまにお目通り願いたいと言っておりました」
「妙な男?」
「連歌師
(れんがし)だそうです」



 午後になって、由布はやっと気分が落ち着き、布団から出られるようになった。
「これに懲りたら、お酒はもうほどほどになさいませ」
「はい。反省しました……」
 さわに叱られて、由布はしゅんとうなだれた。
 円谷芳拓が調合してくれた薬湯は、口が曲がるほど苦かった。けれどそれを飲むと、重たい頭痛も息苦しくなるほどだった胸のむかつきも、嘘のようにすうっと治まった。
「ご気分が良くなられましたら、広間のほうへおいでくださいまし。ご家老がお待ちです」
 さわに手伝ってもらって着替えをし、髪を整える。
「少し眉をお作りになったほうがよろしゅうございますわね。抜きましょうか」
「え……っ」
 高貴な女性の化粧は、眉と紅が決め手だ。自前で生えている眉毛を全部毛抜きで抜いてしまい、黛であわくぼかした眉を描くのだ。
 が、もちろん尼寺では、そんな化粧は必要ない。由布も、一度も眉を作ったことがなかった。
「い、痛いっ! 痛い、さわ! もういいわ、やめて!」
「もう少し我慢なさいませ! 毛虫みたいなげじげじ眉で、家臣の前に出るおつもりですか!?」
「け、毛虫……っ」
 由布は両眼を真っ赤に潤ませながら、懸命に我慢した。
 いつの時代でも、女性の美の追求には苦痛が付き物である。
 唐織物(中国から輸入された絹織物)の小袖に刺繍入りの打掛を重ね、髪はふわりと背に流す。帯は緞子だった。すべてお美伊御寮人のものだ。目を見張るほど上物というわけではないが、やはり美しい。
 これもやはり、さわが用意してくれたものだ。
 人前では、自分の母はお美伊御寮人だと言ってはいけないと、陣代に厳しく釘を差されている。それでもこうして、母の着物に袖を通せるのは、うれしい。顔も声も知らない母だけれど、その匂いに包み込まれているような気がする。
 優美な姫君の姿がととのうと、さわに案内され、由布は広間へ向かった。
 評定の行われる広い空間は、元来、男たちだけのものだ。
 とは言っても、今、広間にいるのは城代家老と陣代の了海のほかは、箕輪泰頼、八郎太、円谷芳拓がいるきりだ。今、此花館でまがりなりにも武士と呼べる者は、彼らだけなのだ。
 由布の、領主としての正式なお披露目は、この戦乱のせいでうやむやになってしまっている。おそらく桑島との決着がついてから、あらためて行うのだろう。
 侍たちだけの空間に足を踏み入れた時、由布はひどく緊張していた。床板の冷たさが爪先に突き刺さるようだ。
 が、
「おお、姫さま。もうお具合はよろしいのですかな?」
 両手を広げて歩み寄ってきた城代家老は、髷を結う髪も頼りなくなった好々爺
(こうこうや)で、由布の姿を見ると、いきなり目をしょぼしょぼさせてすすり泣き始めた。
「本当に、お美伊御寮人にうり二つじゃ。こんなにお可愛らしい姫さまに会うこともかなわず、お屋形さまも御寮人さまも、どれほどおつらかったであろうか……!」
「ご城代! ですから姫御前のお母上は――」
「黙れ、了海! ここにおる者は全員、本当のことを知っておる。今さら見え透いた嘘など並べる必要はないわい! まったく、坊主のくせにどうしておぬしはそう、人の情というもんに疎いんじゃ!」
 叱られて了海は、少しむかっ腹を立てたような顔を見せた。
 いつでも冷ややかで、感情のない表情ばかり見せている了海が、時にはこんな拗ねた子供みたいな顔もするのかと思い、由布は小さく笑ってしまった。
「さあ、姫御前。こちらへ」
 城代は由布の手を取り、上座へ連れていった。
「お母上は、それはそれはお美しいお方でしたぞ。まさに三国一のご器量よしじゃった」
「本当? お父上お母上のこと、あとでゆっくり聞かせてください。――庵主さまは、……どうせ会えない方々のことなど、知らないほうが良い、聞けば聞くだけ哀しくなりますとおっしゃって、教えてくださらなかったの」
 望んでも得られないものを望むのは、つらく不幸なこと。それよりは与えられたものの中に幸福を見出しなさい。それが尼寺の教えだった。
「はい、はい。この爺で良ければ、いくらでもお話してさしあげますぞ」
 城代は洟をすすり、顔中くしゃくしゃにして泣き笑いした。
「本当に良かった。この老骨にも、ようやく生きる望みが出てきましたわい。一年前からのお家騒動で、儂のせがれと孫は死んでしまいました。親に逆縁を弔わせるとはなんちゅう親不孝じゃ、孫にも先立たれて、もうこれ以上生きておってもしょうがない、早く死にたいとそればかりを願っておりましたが……」
 手ぬぐいで盛大に洟をかみ、
「かくなる上は、姫御前に一日も早う良き婿殿をお迎えいただき、かわゆい和子
(わこ)のお顔を見せていただかなくては。お由布さまはかくかくのとおりお幸せになられましたとの報せをたずさえていかねば、この老いぼれ、あの世でお屋形さまと御寮人さまに顔向けできませんわい」
「ね、もう泣かないで。由布は今でも充分幸せです。だからご城代――」
「なんと水くさい。爺とお呼びくだされ。柾景さまはいつも、そうお呼びでいらっしゃいました」
 城代はもう、手ぬぐいに顔を埋めて、おいおいと声をあげて泣いていた。
 ――どうしましょう?
 由布は困ってしまい、ちらっと了海を見た。
 了海は、やれやれというようにため息をついた。
「ご城代、落ち着いてください。そろそろ戦の話をしたいのですが」
「お、おう。そうじゃった」
 城代は最後にもう一度、ちーんと洟をかんだ。
「まずは姫御前の馬印をご用意しませんとな。御大将の馬印が戦場にあるとないとでは、兵どもの士気がまるで違います。どうなさいます、お父上はご家紋の梅鉢を染め抜いた旗指物をお使いでしたが――」
 梅の家紋は、此花館にたくさん植えられている梅の木に拠るものだ。
「新しい馬印など、こしらえている金はありません」
「了海! おぬしはまったく、二言目には金がない金がないと……。それしか言うことはないのか!」
「ございませんね、この状況では!」
「あ、あの……。新しい馬印は、不要です。お父上がお使いになったものを、用意してください」
 由布は戸惑いながらも、口を挟んだ。
「本当にそれでよろしいのですか、姫御前」
「はい。お母上からはこの着物をいただきました。ですから、お父上からは旗指物をいただきます」
「お、おお、姫しゃま……。な、なんとお優ひいお言葉……」
 またもや城代家老の顔面は大洪水となった。
 話にならない、と、了海は苦虫を噛みつぶした。
「良いですね。梅の旗指物のもとには、梅花
(ばいか)のごとき姫大将がおられる。まさに我らにふさわしいではございませぬか」
 泰頼がおだやかに微笑した。
 やがて城代の男泣きが落ち着くと、了海は大きな絵図面を広げた。
 墨の色もまだ新しいそれは、藤ヶ枝城と此花館の縄張り図(見取り図)だった。了海自身が歩幅で実測し、描いたものらしい。
 ――驚いた。御坊、いったいいつの間にこんなものまで……。
 みなはその絵図面を覗き込むため、車座になった。
「城郭全体を囲む一の堀には、茂庭川から水を引きます。そのための堀底の浚えも終わりました。藤ヶ枝城の二の堀には、井戸曲輪の一の井戸を壊し、そちらから水をあふれさせます。川の水を引き込むのと違って井戸水ですから、堀がいっぱいになるまでにはかなり時間がかかりますが」
「それでは、桑島の侵攻に間に合わんのではないか?」
「堀の底がぬかるんで泥田のようになるだけでも、敵の足を止めさせる効果はあります。それから、櫓の上には弓取(射手)を配します。これは足軽たちの中から、弓の得意な者を選んであります。こことここに立たせれば、万が一、敵が虎口まで押し寄せても、上から十文字で矢を射かけることができます。また、この土塀にはあらたに狭間(矢の射出口)を刻み――」
 図面を指さしながら説明する了海を、由布は無言で見つめた。
 彼の言っていることは、実は由布には半分もわからない。
 が、
 ――きっとこれが、み仏がお与えになった、御坊の天職なんだわ。
 由布はそう思った。
 了海の表情は厳しいが、とても生き生きしている。口では、二言目には自分は坊主だ坊主だと言うけれど、城の絵図面を前にした彼は本当に楽しそうだ。自分の持てる力、知恵を存分に活かしているのだろう。
 反対に、了海が神妙に経を上げたり、座禅を組んでいるところなど、想像できない。
「……さま。姫さま」
 ふと気づくと、泰頼が小声で由布を呼んでいた。
「どうなさいました? ご気分でもすぐれませんか?」
「え?」
「戦は男のするもの。お優しい姫君には、話に聞くだけでも怖ろしゅうございましょう」
 お部屋へお戻り下さい、とうながす泰頼に、由布はにっこり笑った。
「いいえ、ちっとも」
 由布は素直に、思ったとおりのことを口にした。
「だってこの梅は、鬼に守られています。怖いことなど、何もありません」
 そのとたん、了海の耳元がうっすらと紅く染まった。
 男たちもまじまじと由布を見る。
 ――なにか、またおかしなことを言ってしまったかしら?
 でも、梅の花は此花館をあらわし、父の家紋でもあった。そして今は由布の家紋であり馬印であり、泰実が言うには由布そのものをあらわし、それが鬼に守られているということは、つまり……。
 由布の顔も、火が点いたようにぼッと紅くなった。





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